【ABCNews】米ジョージア州にてかねてから町の伝説としてその存在が噂されていた体長約3.7mの巨大野生豚「ホグジラ」(Hogzilla、Hogは豚の意)がこの度、農家の男性によってついに捕獲されたとして話題になっている。これまでのところ、男性は殺した巨大豚を吊るし上げた写真を公開し、ついにホグジラを捕獲したと話しているが、この豚が本当にホグジラのものであるかどうかはまだ定かではない。男性の主張によれば、豚は体重約500kg、20cm以上の牙を持っていたと話している。「みんな立ち止まって聞くんだ。"これは本物の豚かい?"ってね。みんなこんな巨大な豚が森の中にいたなんて信じられないのさ。」(写真クリックで拡大)
また豚を捕獲したクリス・グリフィン氏(写真の人物)によれば、先月、グリフィン氏が狩猟ガイドをしているリバーオーク農園内でホグジラを発見、その場で射殺し、写真を公開したという。
「写真を見た人たちはみんな、僕を見て、"まるでお前が小人みたいに見えるね"なんて話してたね。」
グリフィン氏によれば、捕獲後の野生豚は概して肉がまずく、さばくのも面倒であることから、農園オーナーのケン・ホリオーク氏と共に埋葬したと話している。またホリオーク氏によれば、豚の頭は剥製にして壁にかけるには余りにも大きく - 小型車のタイヤほどもあると表現している - 、それほど価値もないと判断したため埋葬したが、その巨大さ故に、ショベルカーを用いて持ち上げなければならなかったという。
これまでジョージア州には捕獲された野生豚の公式記録は残されていないが、同州にて野生豚問題に取り組む自然生物学者のケント・カムマーミヤー氏によれば、ホグジラほどの大きな豚はこれまで見た事もないと話している。
またホリオーク氏によれば、これまで同農園内で確認された中では、数年前に捕獲された体重約320kgの豚が最大であるとしている。また同農園では頻繁に野生豚が出没するため、ホリオーク氏はサイドビジネスとしてそうした豚を農園内で狩ることを許可しているが、ホグジラは巨大きすぎるためにとても誰かの手に負えるものではない、と話していたという。
「見つけた時は絶対に逃がしてなるもんか、って思ったね。この大きな獲物を他の誰にも渡したくはなかったからね。」ホリオーク氏は語った。
野生豚は大抵、農家から脱走した家畜が野生の中で成長したもので、大抵の場合、通常の家畜の豚よりも大きく成長すると言われている。またそうした野生豚は農園内のトウモロコシやピーナッツ、また他の野生動物達の食物を食べ尽くしてしまうため、同地域では大きな問題となっているという。
「これは本当に大きな問題で、状況は年々悪化しています。豚をたくさん飼育している農家は特に気をつけなければなりませんね。それにこうした野生豚はとても攻撃的です。怪我を負っていたり、追いつめられた場合は本当に危険な存在になります。」カムマーミヤー氏は語った。
「数年前にも、野生豚に追われてディアスタンド(野生動物から逃れるために森の中に設置される高さ2、3mの足付きの小屋)に逃げ込んだことがあったね。その時も豚は6時間以上に渡って小屋の周りを離れずにウロウロして小屋の足に噛み付いたりして暴れてたよ。例えば熊は子供達に手を出されると恐ろしく凶暴になるけど、野生豚が凶暴になるのに理由はないんだ。奴らはただひたすら追いかけてくるのさ。」ホリアーク氏はそう語っている。
【参考】X51.ENEMA: 異常に巨大な豚がマグナムで殺られる"