【ABS-CBNNEWS】フィリピンはザンボアンガ市の最西端に位置する国立リンパパ高校にて11人の女生徒が悪霊に憑依されたとのこと。事件当初、学校側は憑依された女生徒が猛烈な勢いで嘔吐し、普段とはちがう声色で悪霊に憑依されたもの同士で会話をはじめ、さらには甲高い声で奇声を上げはじめたことからその異変に気づいたという。
実際に、この学校の状況を視察に訪れた教育委員長のRodolfo Lim氏は4人の女生徒の奇行を目の当たりにしている。Lim氏によれば、スバネン族の霊媒師による悪魔祓いの儀式にも立ち会ったが、悪霊はスバネン族との会話を拒んだため、解決には至らなかったと話している。
またこの事件後、生徒たちは悪霊を恐れて登校を拒み、父兄たちも子供たちを学校へ行かせることに不安を抱いていたため、学校はさながら幽霊が出没する廃校と化したという。
その後、警察はこの怪奇現象について調査をすすめ、保健管理チームよってこの事件に関わった生徒らの健康状態が検査される中、Lim氏は父兄らに生徒を学校に登校を促すよう説得。そして、事件から一週間後、ようやく生徒らの登校が再開された。
リム氏は学校側に対し、憑依された11人の生徒の登校をしばらく認めぬよう提言し、このリンパパ高校での事件を偶発的に起きた特殊な事例として、ヒステリーを起こさぬようにと市民へ呼びかけている。
また、あるカソリック僧侶によれば、少女たちの身体から悪霊を追い出す2度のミサと代表者による礼拝が行われたというが、いまだ教会本部からはこの事件に関する見解はなんら示されていないとのこと。